梅雨入り前の平安神宮東神苑を歩く・2024年

6月7日に京都市左京区の平安神宮の神苑無料公開に行ってきました。

中神苑のスイレンを見た後は、東神苑に向かいます。

平安神宮にある4つの神苑の最後が、東神苑ですね。

東神苑の大部分は、栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる大きな池が占めており、4つの神苑の中で最も面積が広いです。

栖鳳池と梅雨入り前の空

中神苑と東神苑の境目には水が流れています。

栖鳳池から流れる水は、中神苑の蒼龍池に向かいます。

水の流れ

水の流れ

東神苑にやって来ました。

いつもながら、栖鳳池は広々としていますね。

栖鳳池

栖鳳池

栖鳳池は、大宮人の舟遊びを想定して造られたそうです。

東神苑が造営されたのは大正初年ですが、平安時代には、このような池で貴族が舟遊びをしていたのでしょうね。

遊歩道の脇で咲く萩。

萩

栖鳳池の東から西に渡るために建つ橋殿は、泰平閣です。

泰平閣

泰平閣

後で泰平閣を渡ります。

栖鳳池の頭上の空には、雲が浮かんでいます。

栖鳳池と空

栖鳳池と空

この日は、まだ梅雨入り前でしたが、まるで夏の雲のようでした。

栖鳳池の東側にやって来ました。

ここから泰平閣に入ります。

泰平閣から栖鳳池の北側を眺めます。

池のほとりに建つのは尚美館です。

尚美館

尚美館

泰平閣からは、栖鳳池で泳ぐコイに餌をあげることもできますよ。

泰平閣の中の両脇はベンチのようになっていて、ここに腰かけて休憩できます。

東神苑まで歩いてくると、足や腰が疲れますから、泰平閣で一休みしたくなりますね。

泰平閣から南に目をやると、橋のたもとでピンク色のサツキが咲いていました。

橋とサツキ

橋とサツキ

京都のサツキは、ほとんどが終わりを迎えているのですが、平安神宮のサツキはまだ見ごろを保っていました。

池の石の上では、カモが休憩中。

鴨

泰平閣から栖鳳池を眺めていると、時間がゆっくりと進んでいるように感じます。

神苑無料公開の日だったので、泰平閣は人が多かったですが、普段はそれほど人はいません。

泰平閣を渡り、栖鳳池の西側にやって来ました。

ここから眺める泰平閣と緑は、とてもきれいなんですよね。

泰平閣と緑

泰平閣と緑

この日は晴れていたので、特に緑が美しく見えます。

栖鳳池も、周囲の木々が映り込み緑色になっていましたよ。

東神苑の拝観を終え、出口へと向かいます。

神苑から出ると、緑色と朱色の社殿が現れます。

社殿

社殿

平安神宮の社殿は、いつ見ても雅ですね。

平安神宮の神苑無料公開は6月だけでなく、9月19日にも行われます。

6月の無料公開に行けなかった方は、9月19日に平安神宮に参拝してはいかがでしょうか。

この後は、金戒光明寺にアジサイを見に行きます。

なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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